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こんにちは!オダハラです!!

本日はお着物のシミのお直し・メンテナンスの話題です❣

 

こちらの黒留袖のお着物、綺麗にお直しさせていただいだものなのですが、どこを直したか分かりますか❓

柄はオナガドリですね。

尻尾が長くキジのような鳥で、派手な方がオス、地味な方がメス……だと思いますが架空の鳥ですね~。

(鳥が大好きなので鳥の話をし始めると長いですお店でも鳥の柄を見ると興奮しはじめますが私のことは放置してください)

 

 

正解は、全体に銀彩の加工をさせていただいてます!

元はこんな感じでした😲

 

結婚式に着ようと出してきたところ、全体的に茶色いシミが出来ていて弊店にお持ち込みいただきました。

最近、コロナ禍が落ち着き結婚式が増えたためか、こうしたお着物をお持ち込みいただくことが増えました。

茶色くなったシミは、基本的に染み抜きでは取れなくなっていますので、けっこう大変なんですよ💦

 

ですので、こうした場合は『金彩加工』で上から金や銀をふりかけてシミを隠してしまいます✨

 

 

上前の全体的な柄はこんな感じでした。

 

これが

 

 

こう‼

 

バランスをみてシミの上だけでなく周囲の柄にも加工を施してあり、違和感なく上品に、かつ華やかになっていますね😲✨

 

 

後ろ側はこんな感じです

 

これが

 

 

こうです‼‼

 

後ろも華やかになりましたね✨✨

 

普通は金彩加工のほうが多いのですが、悉皆屋さんにお任せで銀彩加工になったのですが、

こちらの黒留袖の柄には銀彩加工が上品でぴったりだったなと思いました。

 

ちなみにこちらの加工は、面積がかなり広いので6万円くらいです。

一箇所だけとか、面積が狭ければお安くできます。

もしシミが出てしまってるお着物があれば、悩まずにプロにお任せいただければと思います😊

(小紋のシミ隠しのブログも良かったらご覧ください→ )

 

せっかくのお持ちの黒留袖がシミで着られない……というのは悲しいので、

思いきって加工をお任せいただいたのは良かったです😊

めちゃくちゃ綺麗で華やかになりましたもの✨

 

 

お着物の掲載を許可いただきましたお客様、ありがとうございました!

 

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