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袴のお着付に必要なもの(解説写真付)

こんにちは!オダハラです!

今回は、『卒業式で袴を着るんやけど何を準備したらええの?』という人向けの記事です😊

成人式で振袖を準備して着た場合は、だいたい同じものが使えます(振袖の時に使ったけど袴では要らないものもあります)

いろいろと細かく解説していきますね!

※ 卒業式の袴のお着付は、弊店で袴を購入またはレンタルご利用のお客様に限らせていいただいております 

  姫之の袴レンタルをご希望の場合はコチラ→ 学生さん向け 教員向け

 

まずは袴を着るときに必要なものはこれだけあります!

※重ね衿・帯板はなくても大丈夫です

 袴用に作られた着物は、腰紐などが省略できるタイプもありますので、上記のものが完璧に揃ってなくても大丈夫な場合もありますので、心配な場合は直接聞いてください!

※長襦袢に半衿が付いてなかったら、1週間前までに弊店に駆け込んで半衿付けてもらってください

 

↓解説が必要そうな小物について書いてみました

それではひとつひとつ見ていきましょう↓

 

・着物

基本的に、着物の形をしていれば袴で着ることができます。

でも卒業式なので、夏用(単衣着物)とか浴衣はダメなので、裏地のある着物(袷きもの)を用意してくださいね。

お袖の長さは特に決まりはないので、振袖でも、普通の50cm位の袖丈のものでも大丈夫です。(長襦袢と寸法さえ合っていれば!)

着丈も腰紐で調整して着付けるのでどんな長さでも大丈夫です。

最近のレンタルのものは、ひざ下丈ぐらいの着物(半着)も多いです。

袴はレンタルで用意する人が多いと思うので、詳しい解説は割愛しますね

(姫之の袴レンタルはコチラ

 

 

・袴用の帯(袴下帯・半幅帯)

『はかましたおび』または、『はんはばおび』、半幅帯・半巾帯と書きます。

準備中のお母さまから「はんおびってなんですか?」と、よくお問合せがございます(はんはばおび です💦)

幅は15㎝前後、長さは3m50㎝前後の帯で、いわゆる『ゆかた用のおび』です。

弊店でも販売しています(2750円~)

 

生地は正絹やポリエステル製のものが多く、生地が1枚の単衣帯と生地が裏表リバーシブルの2枚仕立てになっている小袋帯があります。

正直、半巾帯であれば何でもいいですが、薄くて短めのもののほうが袴の着付には向いていることが多いです。

『ゆかた帯』といっても、リボンの形に形成された『作り帯』は使えませんのでご注意!

 

 

・長襦袢または半襦袢

着た時にくるぶし位まであるのが長襦袢、おしり~ひざ下丈ぐらいの長さのものが半襦袢です。

どっちも用途は同じです。

お着物とお袖の長さが同じか確認してから持ってきてください(1㎝位の差はOK)

 

半衿は真っ白でも、刺繍入りでも、付いていれば何でもいいです。

弊店で半衿付けも承っておりますのでお持ち込みくださいね。

 

 

・重ね衿

着物の衿の幅ぐらいのバチ衿タイプと、その倍の幅の広衿タイプがあります

差し色なので、無くても着物のお着付けはできます

袴用の着物は、

 

 

着物用の肌着(またはユニクロ等の肌着)(和装ブラジャー)

着物の肌着は肌襦袢(上)・裾除け(下)か、上下が一体になったワンピースタイプが一般的です。

上は綿で、下ははポリエステル等のツルっとした素材でできています

※ 弊店でもお買い求めいただけます 3300円~

 

袴の場合は、着物用の肌着の代りにユニクロのインナーにタイツやスパッツ等を着る人もいます。

卒業式シーズンの2月下旬~3月は、暑い年と寒い年があるので、卒業式の気候に合わせてエアリズムかヒートテックかを使い分けるといいでしょう。半袖か七分袖がお勧めです😊

(古風な着付師さんはユニクロ着るのを嫌がる場合もあるので、着付師さんに確認してくださいね)

 

和装ブラジャーは、胸を平らにするための肌着です。

スポーツブラやお休みブラなどで代用する人もいますし、使わない人もいます。

このへんの考え方は着付師によっても違いますので、悩まれたら↓のように普通に市販されている和装ブラを用意しましょう。

ファスナータイプ 4400円

ホックタイプ 4950円

 

・補正用のフェイスタオル 3~4枚

温泉タオル等、薄手のものがベスト👍

(白の温泉タオルが定番です)

 

 

腰ひも 4~5本

腰ひもにはいろんな種類があります。基本的に長さが2mはあります

素材は化繊(ポリエステル等)・正絹・モス(毛100%)など……

色は白かピンクが多いですが、朱色や青、柄物などもあります

家にあるものでよく分からない場合は、多めに持ってきてくださると着付師は助かります

また、袴用の丈の短い着物は腰紐3本あれば大丈夫です。

(写真右のように五角形に畳んであるのは着物ツウ)

 

 

伊達〆 2本

伊達締めは幅が8~15cm位の平たくて長い着付け小物です

定番は写真左の博多織のもの、マジックテープ付きのものです

また、写真にはないですが、布製で中に芯がはいったものやシャーリング付で伸び縮みするタイプもあります

家にあるものでよく分からない場合は、多めに持ってきてくださると着付師は助かります

また、袴用の着物の場合は1本で対応できる場合もあるので、1本しかない場合は着付師さんに相談しましょう。

色は朱色・ピンクが多いですが、最近はいろんな色があります

(販売価格 2200円~5500円)

 

 

帯板(前板) 1枚

ゴムベルト付きでも無くてもどちらでも大丈夫です

昔は袴には帯板はあまり入れなかったので、なくてもお着付けはできます

販売価格 770円~

 

 

・衿芯 1本

白くて固くて長い着付小物です

家にあっても、折り目とか付いてたら買い直した方がいいです。安いし。

販売価格 275円~

 

 

・コーリンベルト 1本

ゴムベルトの両端にクリップの付いた小物です

なくても良いですがあるほうが前がはだけにくいです

(古くなると劣化して壊れやすいです…古いものは時々お着付けの際に壊れます…すみません💦)

(余談ですが、コーリングベルトではなくコーリンベルトです)

販売価格1210円~

 

 

・バッグ 足袋と草履またはブーツ

バッグは無くてもいいですし、振袖や訪問着用の和装用バッグを持っても良いです。

巾着も可愛いですね(姫之で袴のフルセットレンタルをしていただくと、巾着がつきます)

 

最近は、ブーツをえらぶお客様も多いです。

編み上げのブーツが定番ですが、弊店のHPに使っている写真では、足元はショートブーツとタイツを合わせております(スタイリスト:わたくしオダハラ)

大正時代には、袴やお着物姿の足元にパンプスを履くのも流行ったそうなので、意外となんでもOKなんです❣

せっかくの和装だから草履を履くのも良いですし、ブーツやパンプスでモダンにいくのも良いですね💕

 

 

 

大体こんな感じでしょうか。

世の中には着付教室がオリジナルで出してるよく分からない着付小物もたくさん存在しますので、

家にあるものでよく分からんな~ってモノがあれば、事前に着付師さんに聞いてくださいね。

弊店にお持ち込みいただいてもお教えいたします。

 

 

それでは👋

 

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