こんにちは、ムラカミです。
先日、京都国立近代美術館へ「友禅のうまれるところ きもののヒミツ」を見に着物で出掛けました。
5月の中之島美術館「上村松園展」での「絵画で描かれた」着物も美しくて素晴らしかったのですが
今回はリアルの着物。
展示内容は、京友禅はもちろん、円山応挙など京都画壇の日本画や屏風絵、染色図案から染織品への発展の様子、雛形本、関連する焼物などの工芸品まで大変見応えがありました。着物は一幅の日本画のように平面としても見られる上、それを身にまとったときの立体美、そして着る人自体をきらめかせる☆…奥深いです…
個人的には江戸~明治時代の古い小袖や打掛等が素晴らしかった。友禅染に加えてほぼ全身に渡る細かい刺繍や疋田絞り等まさに着る「美術品」で魅了されました。ほんとにこれを衣服として着ていたとはなんと贅沢。
↑美術館の4階から眺める大鳥居もオツです。
皆さんあまりの暑さに断念したのか思いのほかお着物姿の方少なく…浴衣に名古屋帯を締めた方などがちらほら。私は母からのお下がり(能登?)上布に正絹夏名古屋帯で。私は基本的にできるだけ”はおりもの”(コートや羽織)を上に着る派なのですが、この暑さではさすがに無理💦💦帯付き姿です~
でもあと1ヶ月半もたてばそろそろ薄羽織が恋しくなってきそうです。
姫之でも9月に「はおりもの特集」などの催事をする予定ですので、ぜひご来店下さいませ😊♫
さて鑑賞後は近くの平安神宮へ。日なたの白砂上は誰もいません😂
↑應天門と入道雲。遠くでゴロゴロ雷鳴が…
神苑(庭園)を巡り新緑に涼を感じて癒やされました。
…が、のんきに散策してる間にゴロゴロの間隔がどんどん狭まり雲行き怪しく…
こ、これはマズイ💦着物は麻だからまだしも正絹の帯を濡らすわけにはいかん❗❗と、そこからは帰り道脇目も振らず超早歩きからのダッシュ!
雨コートは暑いから着たくもないし、透ける素材は防水性が低いしで、夏の雨支度は悩ましいですよね。今日はそもそも雨ふるって予報聞いてない…
地下道に駆け込むと同時に雨が降り始めて、その後なかなか激しめの夕立になりギリギリセーフ!その後しばらく滝の汗が引かなかったのは言うまでもありません(大汗)
そういえば、↓昨年の祇園祭(後祭)の山鉾巡行を観た後にお蕎麦屋さんに並んでた時にも突然のゲリラ的大雨夕立に見舞われ、着ていた浴衣はよくても西陣織の半幅織うしろがびしょ濡れ(涙)えらいめにあいました。
でも、私たちの前に並んでいた中国か台湾から?のご家族連れは普通に傘も差さずに平然とずぶ濡れになってて、そのまま順番が来てエアコンの効いた店内に入って行かれて…絶対あの後風邪引かれたと思う💦 そんなことも思い出しました。
↓昨年の祇園祭
↑この直後に大雨💦💦
コンチキチン♪
皆様、酷暑に負けず健康に、夏を楽しみつつ乗り切りましょう♪😊